Snow Bowl から伝説は始まった

全てはここから始まった…6巡目199位指名の伝説はニューイングランド・ペイトリオッツの魂となりその魂と共にペイトリオッツの応援に命を捧げる男のブログ

冬の王様、大福引き会に臨む前

ブレイディ青年は4月の大福引き会に小指がかかった
今にも崖から落ちそうなギリギリの状況だが望みはつながった

 

 


この大福引き会は人生を決める大勝負

それは選ぶ側、選ばれる側問わず、不確定な未来と現実との交差点
実に奇妙で数奇な選択の時だ

さらにこの大福引き会は他の福引きとは全く別世界のもの
大福引き会の説明なしでは話は進められない

 

まず、この大福引き会は福引き会当日の当たりと未来の当たりが大きく異なる
当日の大当たりくじが将来大外れくじにすり替わることはザラだ
未来の大当たりくじも時の運命と時代によって外れくじのまま埋もれていくこともある

そんな難しい大福引き会はこの世に多くない

 

そしてこの大福引き会が最も異彩を放っていることは当日の大当たりくじから順番に無くなっていくことだ
つまり、1等から順番に2等、3等という具合に無くなっていく
一番初めに福引きを引くものはもれなく当日の1等を引くことになる

 

…いや…1等を選ぶことができるという表現の方がふさわしいだろう…
但し、その選んだ1等が大外れであることも多くある
だからこそ1等を引く際のプレッシャーは並み外れている
大外れの1等を引いたものは末代まで中傷にさらされ恥を背負うことになる
そんなプレッシャーとも隣り合わせになりながら毎年1等から順番に250等ほどの福引きが行われる


そして、当日の大当たりを未来の大外れくじとしたものは未来永劫また違った意味で伝説として語り継がれる
選ぶ側、選ばれる側ともに試される選択の時が大福引き会なのだ


ブレイディ青年はそんな大福引き会の福引きの玉にとりあえずは入れてもらうことは叶った
怪しげな紺色の男にもらった大福引き会参加補助権をもらったブレイディ青年はその後自らを追い込み研鑽を重ねた
ブレイディ青年は自分が選ばれる価値はあると思えるぐらいに自信を持って大福引き会に臨める自負を手にしていた
後の大福引き会当日に起こる悲劇はこの時、ブレイディ青年は知る由もない…


もっとも、この悲劇がブレイディ青年の原動力となり伝説の始まりになるのだが…
それはまだまだ先の話…
運命とは時に残酷で時に慈愛に満ちたものだ


ブレイディ青年の茨の道はまだ始まったばかりだった…

冬の王様、大福引き会の補助券を手にする

それほど遠くない昔、BB.XX01年のとあるミシガン大学に痩せっぽちな青年がいました

彼の名はブレイディという

 

後に彼の名は世界中に知れ渡り伝説とも神話とも冬の悪魔とも言われるようになるのだがそれはまだ少し先の話…

 

 

ブレイディ青年はある岐路にいた

ミシガン大学では大好きなアメリカンフットボールをみっちりと楽しんだ

ポジションはもちろん華形のQB

ルーキー時からレギュラーで活躍とはいかなかったものの着実に成長を遂げていたブレイディ青年は最終年にまずまずの成績を残した

 

しかし、実績十分との評価されず 夢のフットボール選手か保険のセールスマンの瀬戸際にいた

 

ブレイディ青年

「子供の頃に憧れたモンタナと同じフィールドに立ちたいなぁ〜…」

「まだ自分には力不足なのだろうか…実績は残したつもりなんだけどなぁ〜…」

 

ブレイディ青年は4月にある大福引き会の事を思っていた

カリフォルニア生まれのブレイディ青年のヒーローはジョー・魔術師・モンタナだ

金色のヘルメットに燃えるような紅のユニフォームに憧れていた

大福引き会でサンフランシスコ・49ersに引いてもらう事を少しだけ望んでいた

 

しかし、この頃のブレイディ青年は大福引き会の参加権が届くのか分からなかった

 最も参加権が届いたとして保証のないものだが…

実績はある程度残した自負はあるものの悶々としていた

 

ある時、街を歩いていたブレイディ青年は紺色の怪しげな衣装を纏っていた男に声をかけられた

 

 

怪しげな紺色の男

「はて??君はミシガン大学のブレイディ君だな??浮かない顔をしているな…」

 

ブレイディ青年

「おじさんは誰ですか??僕を知っているんですか??」

 

怪しげな紺色の男

「まぁ…知っている…ってところだな…」

「その顔はそうだな…大福引き会の心配をしているといった具合の顔だという事までは知っている…」

 

ブレイディ青年はズバッと核心を突かれた

 

 

ブレイディ青年

「おじさんは…僕はどうなのですか??」

 

ブレイディ青年は紺色の怪しげな男に尋ねた

 

 

怪しげな紺色の男

「私は…まぁ…気に入っている…だがな…他の人はどうだろうな…」

 

紺色の怪しげな男の話をじっとブレイディ青年は聞き入った

 

 

怪しげな紺色の男

「もし…大福引き会の参加権の事で気になっているのであれば…参加権は出すことはできないが…どうだ…この大福引き会の補助権をやろう…それで少しは気が晴れるのではないか??」

「まぁ…この補助権の意味は君もよく知っているだろうけどね…これでしっかりと自分を磨いて来たるべき選択の時に準備するといい…」

 

 

ブレイディ青年は大福引き会の補助権を紺色の怪しげな男から受け取った

 

ブレイディ青年

「ありがとうございます!!もっと自分を磨いて自信を持って大福引き会を待ちます!!」

 

ブレイディ青年は紺色の怪しげな男に張りのある声で言った

 

 

怪しげな紺色の男

「いい顔になった…私は君のそういう顔が好きだ…自信に満ちて誰もが君のために全力を尽くして動く…そういうところをもっと磨くんだ…」

「君はそういう意味では今年一番の人間だ…いつか君が語り継ぐ伝説となる日が来るような気がする…」

 

ブレイディ青年は最後の言葉が気になったが紺色の怪しげな男に感謝を告げた

何はともあれ大福引き会に参加できる可能性を手にした

情熱の紅色の憧れとは反対の冷酷な闇に包まれた紺色にも見える未来…

不安がない訳ではないがこれからの自分の未来を信じる決意が固まった

 

ブレイディ青年の茨の道が始まる…

現代のおとぎ話、冬の王様(注意書き)

今回からシリーズとして展開します

こちらの作品はおとぎ話風に展開する実話っぽい大げさなフィクションです

話の中に度々出るブラックジョークは事実確認はしてない作者の想像に基づく創作行為としてご容赦ください

 

登場人物と実在の人物と思しき人との関係は一切ないとは言えないものの大きく脚色を加えますので同一人物ではございません

あくまで当作品でのフィクションの人物になります。

あらかじめご注意ください。

不運な男の去り際

NEの魂ブレイディとともにドラフトの低評価からスターになったトニー・ロモが引退を決意した

 

ロモといえば必ずつきまとう不運な男のレッテル

今回の引退も不運な印象はある

 

 

ロモのこの決断には感銘を受けた

どういう理由であれロモはカウボーイズの一員として現役生活を終えた

 

 ロモの心の内はわからない

でも、私はロモは偉大なるアメリカズ・チームの一員としての去り際を重視したのだと思う

いや…そう思いたい

 

 

葛藤はあったに違いない

まだ現役を続けたいとも思っていただろう

それでもロモの引退という決断はどこかロモの美学の様なものを感じずにはいられない

 

 

 

最後まで不運との戦いだったロモ

だからこそ今回の引退は寂しい印象が強い

それでもロモの現役生活は華やかだった

 

そんなロモに大きな賛辞を私は送りたい

 

 

 

 

お疲れ様、ロモ

今後のロモの活躍に今一度期待している

パスの嵐を吹かせたあの頃

少し前の2010年代前半はNEといえばパスオフェンス編重型のチームだった

 

まあ、理由は色々あったけどOFはブレイディ任せな感は強かった

 

 

 

何が言いたいかと言うと改めて昨日のAPに興味を示しているというニュースの話がしたい

 

肩透かし感のある話になりつつあるけど…

契約合意にいかなかったと分かっていてもちょっとだけ期待したいという思いを込めて記事にしたい

まだまだこの話は何かある気がするので…

正直いうとまだこの話が生きていて欲しいという願望を込めて…

 

当時のNEといえばウェルカーをホットターゲットにレシーバー陣の豪華さが目立っていた

ウェルカーへのショートアクロスはランプレイと同じとさえ言われていた

グロンクはレッドゾーンでの脅威

汚点というのかなんというかの人は強くて速いミドルの魔術師

ウッドヘッドはレシーブ上手なセーフティネットだった

 

この頃にそれなりのパワーバックがいればNEのスーパーボウルリングはもう少し増えていただろう

 

ちなみにこの頃のNEのリードバックはマローニーやらグリーンエリスやらリドリーだ

 

マローニーは注目を浴びてドラフト1巡目での入団だったけど怪我が多くてイマイチな印象しかない

グリーンエリスはまさしく堅実そのもの

ファンブルなし、ロスタックルを喰らわない、怪我をしない

三拍子揃った堅実な選手だった

が、ビッグプレイもあまり期待できない

NEらしいといえばらしい選手だったが、如何せん地味だった

唯一、1000ヤードラッシュを超えた年の成績も1008ヤード…

う〜ん…ここまでくると立派

逆にリドリーはというとハマれば強いの典型

まさにグリーンエリスの正反対

ボールは油が塗られているかのようにこぼし、ランを出せばロスかビッグゲイン、怪我は常に付き物という選手だった

 

こうやって振り返るとNEはRBにかなり試行錯誤を重ねていたのだなと改めて思う

 

それで呼んできたブラントがグリーンエリスとリドリーの中間みたいな選手

ようやくベリチック閣下も答えに辿り着いたようだった

 

 

そんな中でAPの話が湧き上がってきて思った

 

“ホントはチームのエースを張れるリードバックが欲しかったんだな”と…

 

この話はAPのフィジカルがどの程度のものかで話の結末が決まるだろう

フィジカルにOKサインが出ればNEが獲得しない理由はないだろう

APとしてもNEのオファーを断るだけの何かがあるかは正直疑問だ

 

APはお金のためにあと数年しかないと言われる選手生命をかけるか

それともスーパーの資格を取る権利を選ぶかの選択をすることになる

 

 

これは両者にとって賭けだ

そして、想像以上にドラマチックな賭けになるだろう

 

このドラマの結末をしかと見届けたい

 

 

このドラマのおかげで空気となりつつあるブラントのためにも…

地上戦はいかに??

FA市場が解禁して早々はジャンジャカ動いたペイトリオッツ

マルコム長男のNO訪問以来はほとんど動きなし!!

 

なんてON/OFFの切り替えが早いんだ!!

と思いながら2、3週経って久しぶりのニュース

 

APことエイドリアン・ピーターソンがNEを訪問するとのニュース

 

 

 

実際、ピーターソンの加入はあるのか??

十分あり得るでしょう

ベリチック閣下はRBのベテラン選手を安く契約して回すのが大好きです

さらにピーターソンがNEで、というかスーパーボウルをと考えてる可能性は高い

 

ましてや32歳という年齢を考えればNFLの世界でRBだと旬は当の昔に過ぎていると言われる年齢

ここで今シーズンスーパーボウル大本命のNE声がかかったとなればピーターソンにとって魅力的な話というもんでしょう

 

ピーターソンのキャリアを考えればプレーオフの実績だけが満たされていないと言える

そこでキャリア晩年になってプレーオフを狙える以上のスーパーボウルを狙えるとなれば多少の減額はのむ可能性高い!!

 

…かもしれない!!

この辺はピーターソンがどう折り合いを付けるか

ここで契約が決まればブラントは放出だろう

 

久しぶりに市場を注目するニュースとしては面白い

 

今後のNEの市場での動きに注目しよう

ちょっと気になるレイダースの話

私は去年のシーズン、シーズン前からオークランド・レイダースに注目だと言っていた

今更なんだそれだけどねww

 

とりあえず今日は閑話休題

ペイトリオッツ以外のチームを取り上げる

 

 

ちなみに来シーズンはタンパベイとテネシーの2015ドラフト1位・2位QBコンビの躍進を予想している

 

特にTBはいよいよ戦力の駒が揃ってきた感がある

今シーズンは2015ドラフトコンビに期待だ

 

 

 

話は変わってレイダースだが、浅からぬ因縁の相手…

このブログのタイトル通りレイダースは切っても切れない縁だ

 

そして、レイダースが強くなると10年間言い続けた身として去年はちょっと嬉しかった

 

 

そして、今オフ…

なんか面白い事を画策している様だ

 

ビースト・モードことマーション・リンチのNFL復帰を画策している様子

このニュースを聞いて私は単純に面白いと思った

ぜひ観てみたいなとww

 

まずリンチとOAKの相性だがいい具合にフィットするだろう

OAKのデレク・カー、クーパー、クラブツリーの長距離砲は言うに及ばずだ

そこにリンチがリードバックとしてチームに加入したらかなり効果的な攻撃陣を形成出来ると思う

 

リンチの良さはパワーランだ

だけども、リンチはスイングやセーフティネットのパスをキャッチする能力に秀でている

むしろそこをもっと生かしてもいい選手だと思う

 

つまりのところただのリードバックではなくてオールマイティな選手だ

 

あとここが鍵かもしれないがリンチはOAKが地元だ

大学もカリフォルニア大学

生粋のベイシティっ子だ

地元凱旋で活躍したい気持ちもかなり強いのではないか??

 

 

 

そして何よりOAKはOFラインが強い

リンチにとっては好条件が目白押しだ

 

 

 

今後は復帰に向けての話し合いが進むのを期待したい