Snow Bowl から伝説は始まった

全てはここから始まった…6巡目199位指名の伝説はニューイングランド・ペイトリオッツの魂となりその魂と共にペイトリオッツの応援に命を捧げる男のブログ

クリーブランドっていつ戻ってくるんやろうか

NFLの戦力均衡の制度ってかなり細かい

特にサラリーキャップと資金分配はすごい

 

 

どのスポーツもそうだけどチームごとの戦力格差って必ずあるのよね

でも、その格差はなるだけない方が観戦するにはいいんだよね

 

そのためにNFLは色んな制度を取り入れて戦力均衡を目指しているわけ

その中でもNFLサラリーキャップはかなり優れた制度だと思う

 

 

その中でペイトリオッツはこのサラリーキャップ導入後で素晴らしい成績を残している

基本的にはサラリーキャップの支配下で長期政権を築くのは難しいと言われる

だからこそ賞賛される

 

日本ではマンネリだの何だのとアンチばかり増える要因だ

でも、現地ではそれなりに高い評価を受けている

 

 

強くあり続けるチームはもちろん凄い

だが、逆の意味で弱くあり続けるチームも凄い

 

そんな弱くあり続けるチームの代表格として今回はクリーブランド・ブラウンズをあげてみようと思う

 

その中でブラウンズのドラフト指名について考えてみる

 

 

まず、前段階で少しNFLのドラフト制度の説明をする

NFLのドラフト指名は至極単純で理に適っている

 

ドラフトの指名順位は前年成績の悪い方から高順位になる完全ウェーバー制である

前年最下位が1位指名を獲得し、スーパーボウルチャンピオンが32位指名になる

あとは7巡目までの指名は基本的にその順位に従う

 

 

つまり、ずっと弱ければずっとドラフトでいい順位で指名が出来るのだ

だから再建段階に入ったチームもそれなりに指名が当たっていればいずれ強くなると言えるのだ

 

弱くあり続けるには指名が何年も続けてほとんどハズレている必要がある

 

つまりドラフトバストを続ける必要があるという事だ

このドラフトバストに関してはどこかでまた扱いたい内容だ

 

 

今回は簡単にここ10年でせめてこの5人を選択していれば浮上のきっかけぐらいは掴めたのではというドラフト指名を考えてみたい

 

 

 

まず、誰もが思うQBの問題

特にここは肝であるがそれ以上にブラウンズはいくら何でも外し過ぎている

 

パッと思い浮かぶだけでもドラフト1巡目指名でブレイディ・クィン、ブランドン・ウィーデン、ジョニー・マンジールと3人いる

その誰も定着していない

 

そこで特に気になるこの人なんか卑猥な感じがずっとしてたマンジールの指名だ

マンジールは2014ドラフトで1巡目22位指名で入団

そして、早々に役立たずの雰囲気を醸し出す

結果、かなりの役立たずであると今は認定されている

 

この年にマンジールより後に指名されて見事にチームを低迷から脱却させたQBがいる

オークランド・レイダースのデレク・カーである

彼は3巡目指名のため確実に指名できている

 

しかも彼は全くの無援のオフェンス陣でルーキーイヤーに頑張って3勝した

その後も2年目に7勝、3年目の今年に12勝を挙げてプレーオフに復活させた偉い子

その間にレイダースがいい指名を重ねたということもあるけどそれでも立派な数字だ

 

つまりブラウンズでも同じ活躍が期待出来るってもんだ 

コレでオフェンスの核が一つ埋まる

 

 

続いてバーケビアス・ミンゴを指名した2013年のドラフト

ミンゴは今年ペイトリオッツにトレードで放出した

その年の1巡目6位指名権で獲得した選手だ

 

6位指名権があればかなり有望な選手が選べる

なので選んじゃおう

今だからこそww

 

先の指名でQB問題は2016年には解決する予定なのでその相棒を…

1巡目21位指名のディアンドレ・ホプキンスに任せよう

先に入団してカーの負担を減らしてあげて

 

ホプキンスの実力はここ2年の活躍で十分な説明になるだろう

能力には申し分ないけど問題ばかり起こすゴードンとはおさらばしよう

QBとWRで若手のホットラインが出来ればその2人でなんとか年間3勝くらいは持ってこれるでしょう

 

 

コレでなんとかオフェンスの核ができる目処はたった

では、そろそろディフェンス陣に着手していこう

妄想ドラフトで!!

 

とりあえず、今年のシーズン中にペイトリオッツのエリートLBのコリンズをトレードで入手している

コリンズをLBの核にするとして守備隊形を何にするか…

 

個人的には今年の1巡目で指名したダニー・シェルトンはいい指名だと思う

というわけでこの2人を核にしよう

さらにいうならこの2人なら3-4でも4-3でも高レベルで適応できそうだ

 なら決まりだフロント7はハイブリッドだ

 

 

では、どこに目をつけようかな??

と言ってももう目はつけてある

この年だ…2012年の1巡目指名権を二つ手にした時だ

しかも3位と22位指名権というリッチな!!

 

まずは3位指名でトレント・リチャードソンの指名てフレッチャー・コックスを指名

 

ドンタリー・ポーでもいいのだがより機動力があるコックスがハイブリッドには合うと思う

というか現在のNo.1のDTと私は思ってる

 

巨体に似つかわしくないスピード

十分エッジラッシャーも可能と判断している

そしてなによりそのアグレッシブなマインドが気に入っている

 

コックスなら器用にハイブリッドの役割をこなすだろ

 

 

さて21位のウィーデンの指名権で誰を選ぼう…

これも決まってる…てかハイブリッドを考えた時点でこのチームの選手が必要だ

 

25位でペイトリオッツに指名をうけたドンタ・ハイタワーにチェンジ!!

 

 

ハイタワーはILBもOLBもソツなくこなす万能型LB

また怪我に強くはないが欠場が少ないし、好不調の波が小さい

こういう選手がユーティリティな活躍をしてくれるとチームとしてはかなり助かる

 

 

故にフロント7はシェルトン&コックスのモンスターDTでプレッシャーを与える

後方からコリンズ+ハイタワーの万能型LBで漏れてきたオフェンスを確実に仕留めるという形で守備を構築する

 

フロント7でガッツリ攻める重量級ディフェンスが完成

 

最後に2011年の指名権でリチャード・シャーマン取っちゃえばもう余裕じゃん

だってCBがシャーマンとヘイデンのコンビだよ

シーホークス並みじゃんww

 

 

コレでなんとかブラウンズも再生されるだろう

というかAFC屈指の強豪になりそうだww

 

 

こうして妄想して改めてわかったのだが…

ブラウンズの指名ってその年のいい選手指名してるんだけど結果的に逆の指名ばっかじゃん

 

 

 

やっぱりブラウンズが浮上するにはスカウトを補強するのが一番効率が良いんでない??

ブレイディのユニフォームの行方

ブレイディのスーパーボウル時着用のユニフォームが行方をくらましてからそれなりに時間が経った

このまま時が経てば有名事件の一つと登録されるだろう

 

 

 

 

ボヤ〜っとスーパーボウルを観ていたらなんかあった

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この左側がブレイディ

右側の人が持っているのがブレイディのユニフォーム

ブレイディの12番が見える

 

 

そしてコレがその人

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正直なとこ誰だかわからん

チームスタッフであるのは間違いないのだけど…

タイトエンドコーチのブライアン・ダボルに似ている

 

これがテレビ中継で映った最後のブレイディのユニフォーム

この人に一度事情を聞いてみよう

 

 

ま…この後に紛失したんだろうけどねww

でも、この人が持ってたらちょっと笑えるww

 

 

あまりにも騒ぎになり過ぎて言い出せなくなっちゃってたら誰かが助けてあげなくてはならない!!

是非、アメリカの人!!

追跡調査を!!

気になる気になるストーブリーグ

最後にドラマチックで燃え上がった今シーズン…

いよいよブレイディ様は伝説となるらしい

一緒にマルコム3連星の長男マルコム・バトラーも少しだけ…

 

 

どうやら、この2人の映画化が噂されている模様でww

ま、実際の試合には到達出来ないとは思うけど少し楽しみではある

 

 

 

さてシーズンが終わればやって来るストーブリーグ

オフの契約の季節…

今年のFAの中にマルコム3連星の長男バトラーも含まれている

 

 

主なFAをざっとおさらいして来年の戦力をチョロっと予想してみる

 

 

スタータークラスは

 

・ドンタ・ハイタワー(LB)

・マルコム・バトラー(CB)

・ローガン・ライアン(CB)

・ルギャレット・ブラント(RB)

・マーテラス・ベネット(TE)

・アラン・ブランチ(DT)

 

戦力クラスでは

 

・ダニー・アメンドーラ(WR)

・クリス・ロング(DE)

・ジャバール・シェアード(DE)

・デュロン・ハーモン(SS)

 

……!!?

 

意外と多い!!

とりあえず、これぐらいにしておこう

他にもフロイドとかいるけどとりあえず置いておこう…

 

というわけで今日は守備陣を考えてみる

 

 

こうやって見ると…流出の可能性は高いな

特にDF陣は確実に取捨選択を迫られる

セカンダリーにもフロント7にも満遍なくといった感じか…

 

だが、最優先事項はハイタワーだろう

正直、ハイタワーは替えが利かないと思う

チームリーダーの役割もあるし、怪我こそ多いがシーズンアウトは少ない

プレーオフシーズンには大体いる印象…

 

つまり、怪我してもオフまで頑張る

シーズンインは若干っていう選手

なによりハイタワーがいるかいないかではチームの締まりが違う

 

だからそれなりの金額でも契約しなければ…

だからこそコリンズもジョーンズも外に出したのだ

ここの失敗は許されない

頑張れ!!クラフト&ベリチック!!

 

市場価値は$10M強との評価

個人的には意外に安いなって思い

とにかくさっと契約を済ませて我を安心させて!!

 

 

次に気になるのはバトラー&ライアンのCBコンビ

スターターがいっぺんにというのは正直キツい…

これはもうどちらかの流出は覚悟だ…

 

市場価値の方は…

ライアンが$14M強

バトラーが$10M強とされている

 

このデータ…前にも記憶があるぞ…

アサンテ・サミュエルとエリス・ホッブスの時に似ている

 

あの時は高額が予想されたサミュエルをリリースした

この2人はサミュエルがカバーリングCBでホッブスがマッチアップCBだったと自分は思っている

 

その例に合わせると高額が予想されるカバーリングCBのローガンはお値打ちなら契約を延長でマッチ出来ないとリリースという形だろう

 

故に完璧なシャットダウンCBにバトラーはなるのだ!!

それをペイトリオッツファンは期待している

スーパーでは若干ガブリエルに翻弄されてしまったが期待している

 

ライアンは残って連覇をと思うがサヨナラなら笑顔で見送りたい

スーパーでのフリオ・ジョーンズとのマッチアップはレベルが高かった

影のウィナーは間違いない

これからも応援していくよ!!

 

 

と…ここまでで高額FA候補という事で

 

続いてミッドクラス契約となりそうな選手に…フォーカス!!

 

 

 

まず、気になるのはディフェンスラインの3人

シェアード、ブランチ、ロングの移籍3人組

3人ともなかなか渋いいい活躍をしてくれた

 

この中で一番若いシェアード

活躍も要所でいい存在感だった

だが、一つ気になるは彼の素行

一度遠征に帯同させてもらえないという事件があった

 

これはアダリウス・トーマスの例に酷似している

それにシェアードはまだ若い

サラリーを我慢してってのはちょっと考えにくい

だからリリースの可能性は大だ

 

 

続いてブランチとロングだ

この2人は年齢的にももう一花という選手ではない

むしろ勝てるチームでさらなる栄誉をと考える可能性が高いと思う

 

特にロングはようやく勝てるチームでのプレイだから残りたい気持ちが強くてもおかしくない

 

…のだが、スーパーボウルでフラワーズが活躍してシーズンでもいい活躍していた

というわけでこれまた契約をのむか飲まないかだろう

だが、ロングは$4Mぐらいの契約をのむと考えている

ぜひともベテランの渋い味で活躍してほしい

ラムズ時代の爆発力を蘇らせてくれるとなお良しだ

 

 

ブランチは手薄とはいえマルコム3連星次男のブラウンが十分に力をつけてきている

どうしてもキープしなくてはという選手ではないといえる

 

だが、ブランチの経験は貴重でキープはしたい

という事で$3M〜$5Mで妥協してほしいなぁ…という気持ち

どうせなら一緒に連覇しようよ…ブランチさん

もう一人のペイトリオッツのブランチと同じようにリング3つ手に入れようよ

 

 

という事でハーモンだがハーモンはちょっと厳しいだろう

パトリック・チャンと同じルートでどうよ??

1年外に行ってリリース後に再度合流

チームに必要な人材になっていく

 

正直なところハーモンの市場評価がイマイチわからん

評価がさほど高くなければそのまま再契約もあるのかな??

 

 

という事でリーグイヤー新年度はもう後1週間後

ドキドキしながら待っていよう

 

またいずれ時間があれば攻撃陣も…

持っている人と持っていない人

一握りの選手が選手としての成功を手に入れる

その中のさらに一部がキャリアとしての成功を手にする

その両方を同時に手にする選手というのはさらにその一部だ

それがスポーツにおける競争社会そのものなのだ

 

 

かのNBA界の名コーチであるジェリー・スローンのある選手に贈った言葉だ

 

プロの世界は華やかに見える

華やかなシーンの裏には多くの敗者のストーリーがあると思い知らされる

 

 

プロの世界で活躍するだけで持っている人だ…世間的には…

だけど、プロになったらやっぱりチャンピオンになりたいもの

チャンピオンになるためにはさらなる何かを持ち合わせなければいけない

それが主力かつチャンピオンとなるにはそれは非常に稀なケースなのだろう

 

外から観る観戦者の我々にはそれほど稀には感じないかもしれないが…

 

 

今日はペイトリオッツの中で特に持っている人と持っていない人の差がついたエピソードを書きたい

 

はじめにことわっておくが今回記事にする持っていなかった選手が成功してないわけじゃない

ただ、ペイトリオッツというチームの主力としてスーパーボウルリングを手に入れられなかった事が不運だという事だ

 

また、持っている選手として紹介する選手もただ運がいいだけではない

実力を持ちその上でいくつかの偶然の重なりでペイトリオッツ10年ぶりの制覇にこぎ着けたという事である

 

 

 

さて、それぞれ持っている人、持っていなかった人の紹介を

 

 

まず、持っている選手はパトリック・チャンである

 

チャン先生は2009年に2巡目でペイトリオッツから指名を受けた

この年の1巡目をトレードダウンしたのでペイトリオッツのトップ指名の期待を背負って入団した

 

入団当初から安定した成績を残していく

プレイもまずまずでほどなくしてスターターとなっていった

だが、徐々に安定感はあるけどどこか物足りない感じの選手になっていった

 

そして、ルーキー契約が切れた2012年にイーグルスからの契約を選びペイトリオッツから出ていく

この時の契約がおおよそ$5.0Mの契約なのであの時のサラリー状況で言えばマッチできただろう

 

この時のチャン先生はマコーティの良き相棒という評価だったのだろう

だから、翌年に控えるマコーティの長期契約のためにペイトリオッツは無理に追わなかった

 

そして、移籍先でのチャン先生はそれは微妙の極み

まさに帯にナンチャラって感じだった

イーグルスは1年でチャン先生を見切る

 

そこに目がキラリと光るはペイトリオッツ

市場に出てきて即チャン先生を再獲得

こういう状況からもペイトリオッツの本音がわかる

本来は放出したくはなかったのだろう

だが、ここはペイトリオッツ

ビジネスとして割り切り自分達の評価でマッチしない選手はどんな選手でも無理に追わない

 

まさにペイトリオッツの思惑通りといった形だったのだろう

しめしめとニヤケが止まらないベリチックは2試合目からチャン先生をスターターとして使う

レギュラーシーズンではチーム有数のハードタックラーとして活躍

第49回スーパーボウルでも地味ながら確かな活躍を見せてくれスーパーボウルリングを手にする

そして2年後の今年も主力として2つ目のリングを獲得した

 

戻ってくるのが1年遅かったりしたら多分チャン先生もペイトリオッツスーパーボウルを取れなかっただろう

まさに偶然とタイミング、持ってる者がそれぞれ成功するといういい例だ

 

 

 

さて、次は持っていなかった人だ

持ってなかった人はウェス・ウェルカーだ

 

ウェルカーは2007年からブレイディのホットターゲットとして活躍した

主にスロットレシーバーとしての役割でウェルカーのルートランはかなりの評価だった

 

他にもウェルカーは変わった記録がある

高校時代キッカーだったウェルカーは1試合で全てのスペシャルチームプレイに参加するというNFL史上2人の達成のみという珍記録を持っている

 

全盛期はウェルカーへのパスはランと同じ効果を持つと言われるほどの安定感でペイトリオッツの影のエースレシーバーであった

 

そんなウェルカーもNFLにデビューする際はドラフト外での入団であった

ペイトリオッツに入団するまでは紆余曲折がありそれほど目立った活躍はなかった

それもペイトリオッツ入団と同時に世界が変わったかのような活躍が始まった

そういう意味ではウェルカーは持っている選手だった

 

だけど偉大な成績を積み上げていくもスーパーボウルリングにはどうしても届かなかった

しかもスーパーボウルとの相性は本当に悲運といえた

 

ペイトリオッツで2度、ブロンコスで1度の計3度の出場 でその全てで負けている

特に2011年は自分のプレイが原因で敗退したとも言われた

 

第4Qの残り2分弱で3点リード

ファーストダウンを取れば勝利がほぼ決まるという3rdダウン

ターゲットはウェルカーでブレイディのパスは浮き気味だった

ただ、ウェルカーならキャッチ出来そうな高さだった

結果は僅かにタイミングが合わずにインコンプリート

 

致命的なパスドロップだったと批評された

正直言って厳しい評価だと思う

その後、私の嫌いなアンチクショ〜弟に逆転TDを決められて負けた

 

ウェルカーが一番スーパーボウルリングに近づいた時だった

 

この後はまさに不運

ウェルカーがブロンコスに移籍した年にスーパーボウルに出場するもチームはまたしても敗退

その翌年にはペイトリオッツが10年ぶりの制覇

そしてその翌年にはブロンコススーパーボウルを制覇する

…が、その時にはウェルカーはブロンコスにいなかった…

 

ことスーパーボウルについてはまさに持っていなかった

 

 

こうやってみると巡り合わせってのはあるのだと思う

それからどれだけ実力を持ち合わせていても最後に結果を手繰り寄せるものにはやはり運も必要になると思う

 

やはり実力を持ってるのは当たり前でスーパーボウルを取るにはそこにもう一つの他の力が必要なんだろう

 

 ほんの少しの何かの違いでチャン先生とウェルカーの運命は逆になっていたのかもしれない

 

もっともこの2人のペイトリオッツでのキャリアは大部分が同じチームでプレイしているのだが…それはまた別の話という事だ

 

キャリアというのは実に分かりづらく、不確定で恐ろしいほどに人を惹きつける

これからも様々な選手のキャリアが私たちを惹きつけるだろう

199と12の伝説はまだ始まったばかりなのかもしれない

12は私の大好きな数字

 

学生の頃やっていたバスケでも好んで12番を付けていた

唯一のスターターで出た試合も7番を渡されたけどヤダってゴネて12番で出た

 

結果はPGでの出場13分でターンオーバー6の結果…

苦い思い出だけどそれでも12番は嫌いにならなかった

単純に自分に背負えない番号だっただけww

 

 

なぜそこまで好きかはアメリカスポーツ好きならすぐ分かる

 

私はストックトンとブレイディが大好きだから

あとエデルマンもww

だってイケメンじゃんww

 

 

 

そのブレイディはまだまだ現役続行の意思が強い

これほど嬉しいことはない

ブンチェン様には申し訳ないがもう少しブレイディで夢を魅せてもらう

 

そんなワガママなペイトリオッツファンは多いだろう

 

 

 

もはや生ける伝説と化しているブレイディ

ストックトンはドラフトの評価が高すぎると心配したらしい

ブレイディは逆だった

今更言うことではないからここまでの事は省いてこれからの未来についてちょっとだけ記事にしたい

 

39歳で5つのスーパーボウルリングを手にしたブレイディ

これから何年続けれるかはわからない

でも、ペイトン・マニングのような明らかな衰えはまだみえない

 

少なくともあと3年はいってほしい

ガロポロのペイトリオッツもみたいけどまだブレイディは錆びていない

 

今年のスーパーボウル制覇で伝説の領域に足を踏み入れたと考える

これからその伝説が新たに書き足されていくのだ

そう思った

 

次はテリー・ブラッドショーの持つ生涯2度目のスーパー連覇が待っている

負けず嫌いなブレイディはもうそこに目が向いてるはず

 

ブレイディはきっと206勝目を目指す

その結果、スーパーボウル6勝を達成して後々前人未到の3連覇を成し遂げてくれると思う

 

というか信じたい

私がまだ幼い頃に想像していた負けない超人として…

 

伝説はまだ始まったばかりなのかもしれない…

まだまだ沢山の伝説を魅せてほしい

 

 

最後にブレイディが本当に言ったかわからないけど一瞬だけ出たブレイディの言葉を書いて終わる

 

 

200勝目達成後の気分を聞かれたブレイディがこう答えたという…

 

“数字はあくまでも数字で200勝は素直に嬉しい。あと自分のドラフト順位を超える数字が積み上げられるとは思ってなかったよ…”

 

 

 

頑張れブレイディ!!

まだまだあなたの勝利を観たい!!

試合を決めたサックはなぜ生まれたのか??

今年もバレンタインか…

バレンタインと言えば我がペイトリオッツにそのものバレンタインが99番のDTとしている

彼は今ウキウキでたくさんチョコを貰っているだろう

 

と言いたいところだがチョコをバレンタインに渡す文化は日本以外の国ではあまり定着していない文化らしい

結局のところ日本の人は何かにつけてお祭りだとかを使って告白したいんだろうな

普通の日に告白は恥ずかしいからイベントに合わせて…

 

 

ようやく私の気持ちも落ち着いてきて冷静にスーパーボウルの9回目の観戦が終わった

 

…9回も観てるって全然冷静では無いな…

まだまだ、かなりの熱が燻っているようだ…

 

 

 

それでそろそろ核心のサックについて私なりに分析してみようかなと…

 

 

私の気になった点は

 

・パスのコールは本当に愚かなコールだったのか??

 

・コールマンが足首を痛めなければそもそもあのパスが通っていたのでは??

 

の2つだ

 

 

まず、パスのコールについて

 

あのシーンでパスのコールは確かにセオリー的にはありえないとは思う

しかし、あの場面でATLが押され始めていたのは間違いない

 

元々、スタッツを見れば分かるがこの試合は本当の意味でATLはNEの攻撃を止めれていなかった

要所で抑えていたからかなり成功していて完璧に抑えてる様に見えた

 

だが、それも第3Qになると少し怪しくなってきて水が漏れ出していた

特にこの試合初めてのTDと追加点のFGが決まった時にあきらかに試合はNEへと流れが向いていた

 

このまま逃げ切るには時間が長いとATLは感じたと思う

 

ちなみにTDと追加点のFGまでにかかった時間は約7分だ

この間は守備の時間も入れてなので残り9分以上残っていたあの状況で時間を潰しきれるかどうかはかなり微妙な線になっていた

 

故にもうワンポゼッション離して確実に逃げたい

うちの攻撃陣でならリスクは少ない

そうシャナハンは考えたのではないか

 

 

これが悪魔の囁きだった…

というのが私の考え方

 

 

 

でもさ、コレってかなり非難が集中してるけど結果論だよね

確かに時間を潰しながら逃げ切れたかもしれない

だけど、逃げ切れなかったかもしれないよね

 

ましてあの時のポゼッション考えると守備陣の疲労はかなりあったから無理してでも点を取りに行かなければいけない状況だったのでは??

…って私は思った

 

LIVEで観ていた時も守備陣に疲労があるなと思っていた

それを現場で間近に感じていたら追いつかれたら負ける

しかも敵は息を吹き返している

逃げ切りにはもうワンポゼッション必要だって判断してもおかしくないと思う

 

 

まぁ、結果が出た今ではもう時間が潰し切れたかはわからないけどね

 

ひとまずこれでパスコールについては終わり

私の意見としてはあそこでのパスコールはチームとして最善の選択を取ろうとした結果で間違いとは言えない

ただ、結果は逆転負け

それが結果であり、プロは結果が全てである以上、批判はしょうがないのだろうという考えである

 

 

 

次にこれが一番私は大きな要因だと思ってるのだけどコールマンが怪我しなかったらどうだったのかだ

 

私の考えでは怪我していなくてもおそらくパスコールだったと思う

でも、それが成功するか否かではなくあの場面でコールマンが怪我をしていなかったらハイタワーを止めたのではないかと思っている

 

あの場面でサックが決まった理由はフリーマンがハイタワーを漏らしたから

なんとも皮肉だ

フリーマンがハイタワーをフリーマンにしてしまうとは…

 

親父ギャグはここまでにして

前のプレーの時、中継で映ったのだがフリーマンはヘルメットを被っていなかった

つまり、まだフィールドに出る準備が出来てなかったのだ

 

このシリーズはコールマンがスナップを取ると決まっていたとかあったのだろう

それでちょっと試合から離れていた矢先にコールマンがアウト

だからフリーマンGO!!

っていう風にみえた

 

このフリーマン危ないな

スナップ受けたらファンブルするな

プレイに入りきれてないからブロックは外すな

これでパントでマイボールだ

と思っていた

 

そしたら案の定ハイタワーを漏らした

そして結果はサック&ファンブルでアラン・ブランチにリカバーされてファンブルロスト…

 

ここでモメンタムは完全に変わった

そこから持ち直すだけの経験値はATLになかった

 

だけど、あの場面でコールマンが怪我していなくてスナップを受けていたらハイタワーを止めれたのではと思っている

ハイタワーが止められればライアンは投げ急ぐことなく多分フリーになったガブリエルに通っていたと思う

 

というのが私の考え

そして、ATLは逃げ切れた

 

でも、これは想像であり結果は出ている

 

 

きっとコレは誰にとっても信じられない出来事で色々な人が色々な想像をしてこれからずっと語られると思う

そして、そのたびに白熱の議論が巻き起こるだろう

 

そして、私はその試合をLIVEで観れてよかった

何度でもこの試合を観てこの気持ちを思い出せるのだから

とても幸せな奴だと思う

 

 

そしてペイトリオッツのファンでよかった

試合を分けたお互いのいつも通りの戦い方

ようやく興奮も少し落ち着いてきた

 

スーパーボウルを冷静に観れるようになったわけでちょっと分析記事を書いてみる

 

 

 

おおよそ言われるのは第4Q8:35からのライアンのサック&ファンブルだろう

これが試合の流れを変えたと…

 

もちろんそうだろう

モメンタムを決定的に変えたのはこのプレイだと私も思う

だが、モメンタム以上にこの試合に影響した要素が1つある様に思った

 

それは25点差がついた状態でお互いにいつも通りの戦い方をしようとしたことだ

詳しくいうとATLはチームとして攻撃的な姿勢を貫くいつも通りのことを選んだ

NEは時間の消費を厭わず短いプレイで刻むいつも通りを選んだ

 

 

まず、ATLから話すと賛否がかなり別れるタイムコントロールについて

なぜ、タイムコントロールをする為のランを使わなかったのかと言われている

正直なとこランで時間を潰されれば勝ち目はなかっただろう

 

だが、同時にFGを一本でも決めたらそれでもNEに勝ち目はなかった

ここでATLに選択肢は2つあったことになる

 

選んだのは後者のとどめを刺しにいくことだったのだと思う

だからこそランで時間を潰さなかったのだろうし、前に進むためにパスも投げたのだろうと思う

 

ATLは自分達のいつも通りの攻撃力を信じていた

だからいつも通り攻撃的なコールでとどめを刺しにきた

 

ここに批判が集中しているわけである

主にカイル・シャナハンのプレイコールに…

だが、それは結果論ってもんだ

実際にあと一本でもFGを決めれば勝っていた

勝ってれば素晴らしいコールで賞賛されていたはずだ

2年前のSEAのコールと同じだろう

 

ただ一つ、違いがあるとすればATLは裏をかいての選択ではなかった

真正面からぶつかりにいった結果だった

 

それだけにATLとシャナハンについては賞賛されど批判されるべきではないと思う

 

 

 

次にNEのいつも通りの戦い方について

こちらはいつも通り時間をかけて刻みながら攻めた

こちらは勝った方なので批判は一切ない

 

だが、NEは追い込まれた状態の中ロングパスでの一発TDに頼らなかった

さらにはTDで点差を詰めたいシーンでもFGを選ぶなど終始冷静に試合を進めた

 

こういう場面では時間をかけずに点数を取りたいので少なからず無理なプレイが生まれるものである

NEは追い込まれた状態の中で無理なプレイというのはほとんどなかったと思う

厳しい3rdコンバージョンもあったが4thダウンコンバージョンは一度だけであった

これが唯一の無理したプレイかもしれない 

 

この冷静に試合を進めた事が勝負を分けたと私は思う

その中で特に私が注目した点がある

 

それはNEがようやく第3QでTDをあげて9-28とした次のATLの攻撃を守備陣が抑えての攻撃でFGを入れた場面である

 

このシリーズは敵陣9ヤードまで攻め込み1st&Goalのシチュエーションになった

その後2度のサックで4th&Goalになった

ヤード的な話をすれば4th&16というプレイシチュエーションに追い込まれた

 

ここでNEはFGを選択した

これは当たり前と言えば当たり前の選択だ

しかし、点差はまだ19点で3ポゼッション差…

時間を考えればギリギリの点差である

無理をしてTDを狙いにいきたくなるシチュエーションでもあった

 

FGを入れればギリギリの2ポゼッションになるとわかっているから当たり前かもしれない

でも、それには2回TDをしてなお2ptコンバージョンを2回とも成功させるというリスクが付いてくる

ここのリスクを天秤にかけてNEはここではTDではなくFGで十分と腹をくくったのだと思う

ここの冷静さはLIVEで観ていた時も少し異様に感じた

去年のAFCチャンピオンシップでの事があるので私にはより異質なものを感じた

 

まぁ…TD以外は全て相手のボールになる状況下では当たり前かもしれない

ここでファーストダウンが可能な状況ならギャンブルもしただろう

(あの場面では1st&Goalだったため10ヤード前進によるファーストダウン更新はない)

 

それでも数字と条件だけを冷静に判断したあのコールは私は素晴らしいと感じた

 

どんな状況下でも冷静に試合を判断できるという事か…

 

 

 

ここまでが私のスーパーボウルの鍵になったと思う感想だ

 

正直、見当違いも甚だしいとは思う

だけど、互いにいつも通りの試合をと戦った試合のように感じたからこそこういう分析をしてみた

 

今後も時間があれば現在最も賑わっているあのサックについても書いてみたい

アレは私なりにも考えがあるから…

 

とりあえずはまだペイトリオッツのスーパー制覇の余韻に浸りながらスーパーボウルを観るだろう

 

 

実はもうすでに8回観ているとは言えないがww